県立藤沢工科高等学校の学校情報
カリキュラム - 設置学科やコース、勉強の進め方、教育の特色
三学期制
1年次は普通教科や工業の基礎基本を学ぶ。 また、「総合ガイダンス」の授業で1年かけてじっくりと自分の学びたい分野を決める。
2年次より、生産技術系、情報通信系、建築系、住環境系、都市土木系、総合デザイン系の6つの系に分かれて学習を行う。 また、4単位の選択科目も設置されており、それぞれの系の科目を学ぶほか、数学A、数学Bの普通科科目を選択することも可能。
3年次には、それぞれの系の科目選択か英語表現Ⅰ、数学Ⅲの普通科科目の選択に加え、自由選択科目も設置。国語表現Ⅰ、数学A、化学基礎、ライフデザイン、マルチメディア入門と特許入門などの科目から、興味や関心、進路希望に応じて科目を選択する。
生産技術系では、機械の発想から設計、加工、組み立て、管理までの技術と技能を学ぶ。
情報通信系では、電気、情報、通信の分野について学ぶ。 身近な電気機器の仕組みを理解するため、電気に関する基礎を学習し、電子回路の設計から製作まで、コンピュータやインターネットの活用技術を基礎から応用まで体験する。
建築系では、建物の歴史、設計、つくり方などについて学ぶ。 科目の選択によっては、将来建築士の資格取得を目指すことが可能。
住環境系では、水や空気を快適な状態に調節することや、防災についての仕組みを学ぶ。 快適な住環境を築くため、地域から地球の環境問題までいろいろなエネルギーについて考える力を養う。
都市土木系では、公共施設、構造物(道路、橋、上下水道、鉄道、空港、港湾など)の計画や建設、維持管理を学ぶ。 構造物を造るための測量、コンクリートの強度実験、橋の設計図面の作成などを体験する。
総合デザイン系では、生活をより豊かで快適にする「もの・こと」のデザイン(企画、設計、計画)を学ぶ。 製図、計算技術、機械製図といった検定や、危険物取扱者、電気工事士、溶接、クレーン、玉掛けなどの資格取得に力を入れている。