県立磯子工業高等学校の学校情報
カリキュラム - 設置学科やコース、勉強の進め方、教育の特色
三学期制
1年次は全員が工業科ごとに共通の科目を学ぶ。
機械・電気・化学科では、2・3年次で各科の専門性を深めていく。 建設科においては、2年次より「土木」「建築」の2コースに分かれ、それぞれのコースに設置されたより専門的な科目を学習する。
3年次の共通選択では、各科の枠を越えて選択することが可能。
資格を取る意欲を持つ生徒には、補習などで熱心にサポートをする。 2級ボイラー技士、第一種・第二種電気工事士、建築施工技術者、土木施工管理技術者、危険物取扱者、有機溶剤作業主任者、酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者、毒物劇物取扱主任者などの資格を取得している。
★機械科
旋盤やフライス盤などの工作機械を使った製作や、手仕上げ・溶接・板金などの実習を行う。
製図、原動機、電気の基礎、コンピュータ、計測などについて学び、さらにコンピュータ制御の工作機械(CNC)やコンピュータによる製図(CAD)、そしてロボットによる組立や検査など、新しい機械技術についても学習し、より高度な技術の習得を目指している。
★電気科
電気基礎、工業技術基礎、電気機器、電子回路、電気製図、電力技術、情報技術基礎、通信技術などを学ぶ。
電気、電子技術の基礎を身につけ、将来、電気、電子工業界など、多岐にわたる分野に適応する中堅技術者の養成に努めている。
★建設科
横浜の街には「みなとみらい」のように景観を生かした都市計画や、ランドマークタワーのような高層ビル群、まるでモニュメントのようなベイブリッジなど、多くのすばらしい「作品」を見ることができる。 2年次から土木、建築コースに分かれ、そうした「作品」を設計・施工するための基礎的な勉強をする。
★化学科
プラスチックをはじめ、合成繊維、合成ゴムなどをつくり出している化学工業は、今日の社会生活の向上に大きく貢献している。
プラスチック、洗剤、ガラスなど生活に役立つものをつくったり、酸性雨や川の水の分析から地球環境について考えたりする。
電子顕微鏡で1万倍の世界を観察したり、ミニプラントでのアルコール製造を通して、工場製造の様子などを勉強したりする。